家庭内備蓄品リスト

日頃の備えを大切に!・・・ いざ、揃えるとなると何を選べばよいかわからず、困ってしまった 経験はありませんか? そこで、あると便利なものをチョイスしてみ ました。
ここでは、その理由を添えてご紹介しています。同じ機能を もったものは、他にもたくさんあります。 ご自身が使いやすいものを 揃えて、災害に備えましょう。

家庭内備蓄品リスト1
家庭内備蓄品リスト2
家庭内備蓄品リスト3
家庭内備蓄品リスト4
上記、備蓄品リストはこちらからダウンロードできます。
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普段からの備え

普段からの備えとして必要なのは「非常持ち出し品」と「非常備蓄品」に大別されます。いずれも必要な物を必要な分だけ準備しておきましょう。

普段はリュックサックなどに入れておき、緊急の 避難の必要性が生じた際、携行する物

普段からの備え

被災後、当面の生活を支える物。図は一人分で3日分の例を標示していますが、災害対策委員会は一週間分を推奨しています。

生活を支える物

非常備蓄品として適しているのは・・・

食料品の備蓄ポイント

保存食料は、保存期間の長いものを選びましょう。

そのまま手を加えず食べられ・缶切りなしで開けられるものを選びましょう。

保存食料の中に味に変化がつけられる調味料(醤油など)や高カロリーなチョコレート、食欲を増進させる効果がある塩、ハチミツ、キャンディなども入れ込み、飽きない工夫もしておきましょう。

飲料水の備蓄ポイント

ペットボトルのミネラルウォーターはだいたい賞味期限が2年近くあるので保存に便利です。中には5年の保存水もあります。

その他のポイント

炊事のためにカセットコンロ、カセットボンベやキャンプ用品(はんごう、食器、鍋など)の用意があると便利です。

食器の中にラップを敷いて使い、汚れたらラップはそのまま捨てる。
貴重な洗い水を節約できるので、多めにラップの準備をしましょう。

災害時のサバイバル術

災害時はライフライン(水、電気、ガス、食糧等流通など)が機能しなくなることが予測されます。機能しなくなってからどう生き残るかが重要です。 普段の備蓄を十分にするとともに、生き残るためにできることは全て実施しましょう。

飲料水のつくり方
火の起し方/明かりのつくり方

地震がきたら

まず自分の身の安全を確保!あわてて外に飛び出さず、安全な場所に揺れが収まるまで安全な場所に身を置きましょう。

あわてて外に飛び出さず
浴槽の中では、

浴槽の中では、風呂のふたなどをかぶり、頭部を守りましょう。

ガス漏れ遮断器が設置

揺れを感じて自動的にガスの供給を停止するガス漏れ遮断器が設置されているかどうか確認しておきましょう。設置されてるご家庭では、やけど等から身を守るため、無理してコンロの火を絶対に消さない。
揺れが収まるまで待ってから消火しましょう。

揺れが収まったら

あわてて行動すると、転倒した家具類、飛び散ったガラスの破片等でケガをする恐れがあります。
小さな揺れの時、又は揺れがおさまった後に、窓や戸を開け、出口を確保しましょう。

飲料水のつくり方
飲料水のつくり方

火災報知設備の警報を聞いたときは、状況を確認するとともに、速やかな行動を心がけましょう。
煙が部屋や廊下に充満してきた場合は、ハンカチやタオルなどで、鼻をしっかり覆い、煙を吸わないよう姿勢を低くして避難しましょう。

外に出るときも周囲の確認を。
ガラスや看板等が落ちてくる可能性があります。
避難する時には、電気のブレーカーを切り、ガスの元栓を閉めましょう。我が家の安全を確認後、
近所にも声をかけて安否を確認しましょう。

火の起し方/明かりのつくり方
飲料水のつくり方

建物の倒壊や落下物などの下敷きになった人がいたら、意識があるかどうかを確認し、励ましましょう。
救出活動には危険が伴う場合があります。
できるだけ複数で協力して行いましょう。
軽いケガなどの処置は、みんながお互いに協力し合って応急救護をしましょう。
災害対策員会では、そのための応急救護トレーニングを実施しています。

避難する時は原則として徒歩!!
車を使うと渋滞を引き起こし、消防・救急活動などに支障を来します。
普段歩いている道も混乱して、歩きにくくなっている恐れがあります。
携帯品は歩きやすいよう背負える範囲のものにとどめ、服装は活動しやすいものにしましょう

飲料水のつくり方
火の起し方/明かりのつくり方

家族が離ればなれで被災した場合、自分の身の安全が確保できたら、次は家族の安否を確認しましょう。
被災地では、連絡手段が限られていますので、公衆電話等から利用できるNTTの「災害伝言ダイヤル171」や携帯電話の「災害用伝言板」などのサービスの活用方法を確認

地震が起こる前に

地震はいつ起こるかわからないことから、時間帯や誰が在宅してるかなど様々なケースを想定し話し合っておきましょう。
話し合いでは、次のようなことも相談しておきましょう。
家の中でどこが一番安全か避難場所、
避難路はどこか非常持出袋はどこに置いてあるか
家族の落ち合う場所はどこか

話し合って

住所、氏名、連絡先や血液型などの自分の情報を記載した避難カードを作成し、普段から財布やバッグなどに携帯しましょう。

避難カード

地震により、玄関が開かないなどが考えられるので、自宅から外への避難経路は複数のルートを考えておきましょう。
脱出通路に障害になるものを置かないようにしましょう。
就寝時に地震が起こることもあるので枕元には懐中電灯、スリッパなどを用意しておきましょう。

玄関が開かない

地震時は、自宅から避難所までの道のりは、普段と違い通行できない場合もあることを知っておきましょう。
実際に歩いてみるなど危険箇所を把握し安全なルートを確認しておきましょう。

自宅から避難所までの道のりは

具体的に自宅から避難所までのマップを描き、危険箇所や避難時に役立つ情報等を書き込むなどしておきましょう。

避難所までのマップを描き

ペットも人間同様、災害の被災者となります

ペットの被災とは?(過去の記録)
1.火傷、怪我などの負傷
2.迷子
3.飼い主がいなくなる。
4.周囲とのトラブル(避難所等)
5.離れ離れによる心理的影響 ペットの被災とは?

ペットの為に準備するもの
1. 餌、飲料水(1週間分)
2. 名札・鑑札(飼い主の氏名、連絡先、年齢、ワクチン接種の有無
3. 医療品(常備薬、消毒薬、ガーゼ、包帯など)
4. ペット用品(リード、首輪、ケージやキャリーバッグ)
5. 捜索用のペット写真
6.古新聞、タオル、飼い主のにおいのついたもの
  (離れて暮らす際、ペットを安心させるもの)

ペットと避難するときの心がけ

ペットと避難するときの心がけ
避難所の居室部分は原則ペット持ち込み禁止
(他の避難者の価値観の違いに配慮、環境衛生の保全)
ペット飼育場所の清掃の実施(飼い主の責任)